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ここはmiyaの観劇、旅の感想広場です。
ちなみに、主観と本能で書いてるので参考にはなりませんwww
実物と違うよ!!って苦情は承りませんので (*' -')ノ<ヨロシク~
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公演名:バイ・バイ・ブラックバード
作・演出:成井 豊
出演:大内厚雄・實川貴美子・多田直人 他
日時:6月6日(日)  13:00op/14:00st
場所: サンシャイン劇場



世界各地で新種の熱病が流行。
数百万の人々がその後遺症で記憶を失った。

人によってその年月は様々で、この物語の主人公の場合、それは11年の歳月だった。
つまり、彼女の心は16歳の頃に戻ってしまった。


そこから始まるお話です。
記憶とは自分にとっての何なのか。
過去と、今と、未来とは何なのか。

そういうことが語られていた気がします。


自分を形作るものとは何なのでしょうか。
今を作るのが過去であると言うのなら、過去を失ったら自分はどうなるのだろうか。


怖いと思いました。

昨日がない、それは自分が居ないのと同じ・・・・



そして、この物語は、そこから始まるのです。
主人公は、同じ病気だった人たちの通う再教育施設に入ります。
16歳に戻ってしまった同級生(?)4人と繰り広げられる物語。

みな、実年齢はバラバラです。
でも、中身は全員16歳の記憶で止まってしまった人たち。


一人は、気付いたら奥さんと子供が居ました。
一人は、天涯孤独になっていました。
一人は、家族に見守られていました。
一人は、人を殺したと言われました・・・・


この話しに、正解はないと思って居ます。
いいえ、人生に正解なんてないんだと思います。

人それぞれ、皆違うのですから・・・
正しいとか、間違っているとか、そういう答えを求める事が
そもそも間違いなんだと思う。

だからこそ、みんな知りたがる。
自分と言う存在の意味について。

そして、その自分を構成しているものについて。

記憶は、その最たるモノ。
己を無し得る、最も重要なモノです。

分からない、分からないからこそ、人は求める。

最教育施設で、主人公らは自分を求めます。
教師の言葉を振り切って、彼らは「過去」を無意識に求めてしまう。

でも、少しずつ気付いていくのです。

「過去」と「自分」の違いについて。
本当に求めているものの違いについて・・・

そして、取り戻すべきなのは何なのかについて。


ストーリーはここまでにします。
この話は、見て欲しい。
見ないと、正直伝えられないと思ったから。


ただ、凄く泣けました。
予想していたけど、泣けました。

そして、一点だけ後悔をしました。

このお話、何度も見た方がいいと思った事です。


一回だけだと、多分自分が消化不良だと思いました。

あと、やっぱり西川さんが凄いなぁと思いました。
父親役だったけど・・・あの台詞は・・・もう・・・・
。・゜・(ノД`)・゜・。 


バイ・バイ・ブラックバード
不幸の鳥よ、私はここから去るだろう

まだ、この先にある未来へと進む為に


※最後の全員一言挨拶の小多田君がいい味だしてましたねww
前田さんとの夫婦役ってのがなんだか斬新で面白かったです!!

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